~高性能住宅についてのQ&A・その1~
●高性能住宅●
最近、聞く機会が多くなっているワードだと思います。
そこで今回から少しずつ弊社にいらっしゃるお客様から聞かれる事が多い質問を
何回かに分けてお答えしていこうと思います。
こちらにないご質問ございましたら、ご連絡下さい。
Q&A
Q.1 夏も冬もエアコン一つで快適と聞きました。なぜ温度が保てるのですか?
通常、エアコンは部屋の広さに合わせて、6畳用、8畳用などの種類があり各部屋に1台の認識ですが、これは断熱がきちんとされていない、一般的な住宅の場合です。弊社がつくる超高気密高断熱住宅の場合、壁・床・屋根などの断熱と気密がとても厚く、窓からの隙間風や熱の出入りが非常に少ないので、かなり小さいエアコンの出力で、家全体を暖めたり冷やしたりできます。そのため、各部屋にエアコン1台ではなく、家にエアコン1台で家中快適な温度に保てます。
Q.2 窓が結露しにくいと聞いたのですが、本当ですか?
本当です。結露は、室内で温められた空気が屋外からの冷気で冷やされた窓ガラスやサッシに触れて発生するものです。弊社の超高気密高断熱住宅は、断熱性に優れており、室温とサッシとの温度差が発生しにくいため、結露が発生しにくくなります。
Q.3 床暖房はついていますか?
床暖房はついていませんが、家全体が暖かいので、足元だけ冷え込むということはありません。床が暖かく感じられるため、床暖房をつける必要がないのです。弊社の超高気密高断熱住宅は、省エネになるのはもちろん、修繕の可能性を減らすためにも、できるだけ機械や家電に頼らない構造になっています。
Q.4 「高断熱」はいいのですが、「高気密」と聞くと、息が詰まるようなイメージがあるのですが・・・。
高気密で換気が出来ていないと確かに息苦しくなりますが、換気がきちんと出来ていれば息苦しくなることはありません。断熱と気密と換気は必ずセットにして考える必要があります。断熱だけしっかりしていても、気密性が低いと、家の中の暖かい(涼しい)空気が逃げていってしまうからです。また計画的に換気を行い、いつも室内の空気を新鮮にしておくためにも、気密性は重要です。気密性能が悪い住宅は、ストローの管の途中に穴が空いているようなもので、きちんと空気が流れず適切な換気ができません。夏も、冬も快適な空間を維持するためには、断熱と気密がしっかりしていることが欠かせません。
Q.5 一般的な光熱費はどれくらいですか?
超高気密高断熱住宅の光熱費は年間の平均が8万円〜10万円です。一般的な高気密高断熱住宅では関東地方の平均は25万〜30万円、東北地方では30〜35万円ということを考えると、光熱費は半分以下に抑えられます。
一般的に光熱費のうち、暖房や冷房、給湯など、温度を調節するために使われる割合はかなり多いのですが、超高気密高断熱住宅は家の中の温度を常に保つので、光熱費が最小限で済み、不要なエネルギーを使わなくていいように作られた家だと言えます。